ブログの更新をずっと怠っていました。
9月は大変忙しく、終盤は睡眠時間3~4時間の日が続きました。
こうなるとどんなに気合いを入れても、集中力は途切れますし(気がつくと座っている状態で寝ていることも多々)、仕事だけでなく日常生活にも影響してきます。10月はもう少し余裕を持ってスケジュールを組みたいと思っています。
9月に忙しかったのは、大きな仕事が1件入ったからです。8月もまとまった仕事が1件ありました。この2件は私の専門とする金融関係の案件で、クラウドでCATツールを使って作業するという点が共通していました。別々のツールでしたが、2件目(9月の案件)で使用したものは、今まで体験した中で一番操作しやすかったです。ブログでは具体的に説明できないのですが、作業効率はかなり上がりました。このツールがなかったら、期限どおりの納品は難しかったかもしれません。
こんなに優秀なツールがあったのに多忙を極めた理由は、目のトラブルに見舞われたためです。毎週1度、近所に市場が立つので野菜や果物を買いに行くのですが、歩いていたら急激に目がかゆくなりました。売られている何かにアレルギーがあったのかもしれません。とにかくその日から目がかゆくてかゆくて、3日目には真っ赤になり、コンピューターの画面を長時間見ていられなくなりました。結局病院に行き、アレルギーということで目薬をもらって、何とかおさまりましたが、いまだにアレルゲンは不明です。
このトラブルで4日ほど、ろくに仕事ができなくなり、通院後もコンピューター画面を長時間見ないように指示されたため、1週間ほど作業時間を減らし、スケジュールが大幅に狂いました。日ごろ酷使している目の大切さを思い知らされました。現在は1時間作業したら、15分は目を休め、睡眠時にはハーブ入りのアイマスクをしています。
ちなみに、上記で絶賛したCATツールはMTの利用という点でもすばらしかったです。通常のCATツールでは、MTが全体に反映されていてそれを修正するケース、MTが参照されていて参考として利用するケースが主だと思うのですが、こちらはMTに惑わされることなくあくまでツールとして便利に利用できたので、効率性アップに役立ちました。ただ、専門分野だったので、訳語の選択がしやすかったのも一因かもしれません。ということは、専門性を高めれば、修正すべき部分がすぐわかるのでMTを便利なツールとして使いこなせるのではと思いました。金融分野は日々変化するので、新聞や専門サイトでのインプットにこれまで以上に励もうと思います。
一方、9月はCATツールの不具合にも泣かされました。1件は完全な不具合(現在も修正していません)、1件はライセンス関係の問題、1件は動作の遅れに見舞われました。IT知識が豊富だと簡単に修正できるのかもしれませんが、私はいつも試行錯誤しながら何とか乗り越えています。翻訳以外のことに時間が取られるのはストレスがたまりますが、乗り越えると知識に変わるのでこれも仕事のうちと割り切っています。
【筆者による過去の関連コラム】
ビジネス・金融、法律・契約書を得意分野としていますが、その他の分野についても、丁寧・的確なリサーチに基づく正確な翻訳を心がけております。マーケティング分野にも対応しています。よろしくお願いいたします。TRADOS、XTM、MemoQ、Smartling、CorwdIn、Phaseを使用するタスクに対応可能です。